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2017年11月11日 (土)

今でも動く昭和の産業遺産 リレー式計算機 CASIO 14-A

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この机何だか判りますか?
実はこれ机全体が計算機なんです。

という事で、予約が取れたので念願の樫尾俊雄発明記念館に行ってきました。
これは、世界初の小型純電気式計算機、CASIO 14-A です。
1957年(昭和32年)製造で、昔NHKスペシャルの 電子立国日本の自叙伝 という番組で紹介されてて、いつかは見てみたいと思っていたものです。

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何で見てみたかったかと言うと、この裏側。
リレーという電気のスイッチがびっしりと並んでいます。
このリレースイッチのオンオフだけで四則演算が出来てしまうのです。
しかもこれを樫尾さん独自に回路を考え、当時10,000個程度が一般的だったリレーの数をたったの341個で作ってしまったのです。
何という発明家。

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さらに驚きは、今でも現役で動くんです!
この動く所をどうしても見てみたかったかんですよね〜。


リレー式計算機14-Aの動画

リレーがカチャカチャ音を立てながら計算していく様は、本当に感動ものです。
こういうの見てるだけでワクワクしてしまいます。

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そしてCASIOと言えば 答え一発! カシオミニですよね〜。


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他にもCASIOのG-SHOCKの1号機とか。
しかも現存していなかったのでわざわざ作り直したのだそうです。

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それから、電子楽器の数々。
CASIOっていつの時代も新しいアイデアで面白い商品を出してますよね。
その一つ一つをゆっくりと見ることが出来ました。

本当に楽しかったです。


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